作業ミスを劇的になくすノウハウをご紹介
みなさんの職場では、同じミスが続く、といったお困りはありませんか?
「何回言ってもなおらない!」
「こんな簡単なことを、どうして間違えるの?」
注意・指導しても、ミスがなくならないこと、ありますよね?
「機械じゃなく、人間なんだから仕方ないか」と、管理者の方も諦めていませんか。
ミスを劇的に減らす仕組みが株式会社関通では使われています。
本日は、繰り返し起こる職場での作業ミスを劇的に減らすノウハウをご紹介します。
指差し・声出し確認でミスが減る
結論から言ってしまうと、それは、「指差し・声出し確認」です。
「え、そんなこと?」と思われるかもしれませんね。
指差呼称(しさこしょう)という言葉はご存知でしょうか?
みなさんも駅のホームで見かけたことがあると思います。
「点灯よし!」
「停止位置よし!」
車掌・駅員さんが指差し・声出し確認をしてますよね。
駅のホームだけでなく、電車内でも見ることができます。
運転席の後ろはガラス越しになっているので、
運転しているところを覗いてみると、、、
運転士さんが、パネル、時刻表、計器に向かって、1つ1つ丁寧に指差し確認をしています。
日本の鉄道は、世界でも最高レベルに評価が高いと言われています。
事故もなく、ほぼ時間通りに運行され、その正確さと信頼は絶大です。
その絶大な正確さと信頼を築いているのが、この指差呼称による確認作業なのです。
フェーズ理論とは
フェーズ理論というものがあります。
人間の意識に関する考え方で、意識レベルを5段階のフェーズに分けた考え方をいいます。
5段階のフェーズとは、
フェーズ0=無意識状態・失神状態
フェーズⅠ=意識ボケ状態・注意、判断がうまく働かない状態
フェーズⅡ=正常の状態でリラックスしている
フェーズⅢ=正常の状態で且つ積極的に脳が好調に動いている状態
フェーズⅣ=緊張・興奮状態、慌てたり、怒って血が上ること
フェーズⅠは集中力を切らした状態で、
ヒューマンエラー(作業ミス)が発生しがちな状態と言えます。
集中力は、もって50分と言われているので、集中した状態を維持すること自体、そもそも難しいわけですが、、、
フェーズⅢは、さきほどの運転士さんのような、指差し、声出し確認をすることで集中力が高まった状態と言えます。
ここでは、このフェーズ理論について詳しく説明はしませんが、お伝えしたいことは、「フェーズⅠ」と「フェーズⅢ」ではミスする可能性は、10万倍も違ってくるということです。
つまり、このフェーズⅢの状態で仕事ができれば、極めてミスが少なくできるということです。
一度現場で試してみる価値があるのではないでしょうか。
チェックリストシステム「アニー」とは?
株式会社関通では、どんな仕事でも株式会社関通の開発したチェックリストシステム「アニー」という
システムを使って仕事をしています。
チェクリストシステム「アニー」とは、仕事の手順をマニュアル・チェックリスト化したものです。
そして、この「アニー」はフェーズⅢで仕事ができる環境にしてくれます。
これは株式会社関通の受注管理部の風景です。
パソコンのモニターに、アニーを表示させて、運転士さんのように、作業の1クリック、1クリックをチェックして進めていきます。
こうすることで正常な状態で、且つ積極的に仕事の手順を追うことができるわけです。
株式会社関通の受注管理部は、このアニーを使って、毎月30件あったミスが、0〜2件にまで減ったという事例もあります。
まとめ
全ての拠点、部署でチェックリストシステム「アニー」を使った改善事例がございますので、ご興味頂けましたら、ぜひHPをご覧になってみてください。
学べる倉庫見学会では、チェックリストアニーの体験をしていただけますので、
ぜひ一度、株式会社関通にお越し下さい。
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年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。