冷凍倉庫とは?
冷凍倉庫とは、マイナス18度以下の温度で商品を保管することのできる倉庫です。
今日では、食品業界で冷凍倉庫のニーズが高まっています。
冷凍倉庫があることで、温度管理が必要な魚介類や肉類などの商品も、長期配送が可能になり、私たちの手元に届くまで品質が保たれています。
冷凍倉庫は、食品業界にとって必要不可欠なものです。
今回は冷凍倉庫のメリットとデメリット、さらに冷凍倉庫を選ぶ際のポイントについて紹介していきます。
冷凍倉庫とは
冷凍倉庫とは、一般的に10度以下で保管することが出来る倉庫をまとめて冷蔵倉庫と呼びます。
その中でもマイナス18度以下で保管できる倉庫が冷凍倉庫です。
冷凍倉庫で保管するのに適している商品は、アイスクリーム、魚介類、肉類などが挙げられます。
冷凍倉庫で温度管理の厳しい多くの食品が保管できることから、食品業界では冷凍倉庫のニーズが高まっています。
冷凍倉庫のメリット
冷凍倉庫を利用することは廃棄ロスの削減につながります。
冷凍倉庫は冷蔵常温での保管に比べ、商品を保管できる日数が長いという特徴があります。
そのため商品の配送中にイレギュラーなことが起こっても品質には支障なく、廃棄のリスクを軽減することができます。
冷凍倉庫のデメリット
冷凍倉庫を利用するにあたって一番大きな負担はコストです。
冷凍倉庫内の温度を一定に保つためには温度調整システムが必要です。
商品の品質が落ちないようにするためには、倉庫を24時間稼働させなければいけません。そのためシステムのコストがかかってしまいます。
また、冷凍倉庫での作業は他の倉庫に比べて温度がかなり低いためそこで作業する人の人件費もかかります。
冷凍倉庫を選ぶ際のポイント
ここでは、冷凍倉庫を選定するさいのポイントをいくつか紹介します。
・トラブルの対応が早いか
冷凍倉庫を選ぶ際は、依頼先の対応が早いかどうかを確認する必要があります。
土日や祝日にサポートを受け付けていない業者もあるため、突然のトラブルが起こった際の対応をしっかりしてくれるかどうかを確認しましょう。
・コストが妥当であるか
冷凍倉庫を委託する際には、自社が求めているサービスの提供が十分であるか、そしてそのサービスがコストに見合っているか確認する必要があります。
・委託業務を明確にする
冷凍倉庫の業務全般を委託しても、自社で行うよりも効率が悪くなってしまう可能性もあります。
冷凍倉庫を委託する際は、自社の不得意な部分を把握し委託する範囲を明確にしましょう。
まとめ
ここまで、冷凍倉庫について紹介してきました。
冷凍倉庫は、温度管理が必要な商品を長時間保管できるという点で、食品業界においてニーズが高くなっています。
魚介類や肉類など、私たちの手元に届くまで品質を管理することができ、廃棄ロスの削減も出来ます。
しかし、温度調節にかかるコストや人権費も考慮しなければなりません。
冷凍倉庫を利用する際は、自社が委託したい範囲を明確にし、効率のよい作業を目指しましょう。
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年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。