毎日30分間続ける環境整備活動
物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通では、
毎日30分間、社員、パート、関係なく全従業員で
床ワックスがけをしたり、お客様からお預かりしている商品の向きをそろえたり、
注意表示物の作成などの活動を行っております。
本日は東大阪市長田にある物流アウトソーシング(3PL)の
株式会社関通で取り組んでいる、
環境整備活動についてご紹介いたします。
環境整備活動とは、
「仕事をやり易くする環境を整えて備える」
活動のことです!
アパレルや化粧品、サプリメント、健康食品、冷凍冷蔵食品、自転車用品など
お客様からお預かりした商品を綺麗な状態で保管することは当然です。
本当に綺麗な物流倉庫というのはトイレや床がピカピカに綺麗なのです。
この環境整備活動は、業務時間内に行っており、
共通の道具を使って、全員のやり方も揃えております。
環境整備中は「コミュニケーションを取る場」でもあります。
環境整備をしながらであれば、喋っていてもいいんです!
①整理
・・・いる物といらない物を明確にし、必要最小限までいらない物、使わないものを捨てる。
例えば、使わなくなったロケ箱はいらなくなったらすぐに捨てます。
※ロケ箱・・・商品を保管する際に、入れておく箱です。
分かりやすく商品ごとに箱を分けています。
すると必要なものだけが現場にある状態になります。
結果、商品を探す時間が減り、ピッキングのスピードが上がります。
②整頓
・・・必要なものをすぐに取り出せるように、
物の置き場を決め、名前や数字をつけて管理する。
例えば、掃除道具1つ1つにも番号をつけています。
③清掃
・・・ここだけと小さくエリアを決め、ピカピカに磨きこむ。
一箇所を綺麗にすることで綺麗にしていない所との差に気づける事が重要です。
たったこの3つのことを実施するだけです。
東大阪市にある株式会社関通ではチームで1ヶ月間、いつ、誰が、何をするか計画を立てます。
次に実施したところをテリトリー図に記入していきます。
こちらが環境整備活動でワックスがけをしている様子です!
あらかじめ計画をたて事前に決めた範囲だけを徹底的に綺麗に磨きこみます。
ワックスをかけると汚れていた床もピカピカになります!!!
そして、月に一度、環境整備点検というチェックをする日があります。
株式会社関通の社長自らが全ての現場、全ての拠点を周り、
チェックシートをもとにできているか、できていないかの点検をおこない、
○、×をつけて、点数をつけています。
環境整備点検にはいくつかのチェック項目があります。
例えば、床はゴミが落ちていなくキレイである。
蛍光灯が切れていなく、手で触っても汚れが付かない。
などの項目があります。
×がついた項目に関しては、1週間後に部長が内部監査として、改善されているかを確認します。
社長が全ての現場全ての拠点を周り指導することで、現場の変化に気づき事故を未然に防ぐこともあります。
また点検を行った際に、一部の拠点でよい取り組みがあり全社展開させたい改善などがあれば、
チェックシートに追記されます。すると翌月には、全ての現場全ての拠点で水平展開ができます。
そして、環境整備点検の得点を見える化しております。
環境整備活動における共有部分の点数を見える化することで、ライバルの点数がわかります。
一目見るだけで、どこのチームが点数が高いかわかり、やはり点数が高い現場は物流事故(物流ミス)が少ないです。
また、点検で3ヶ月連続満点を取ると、社長からご褒美のお食事会を開催して頂けます。
このように頑張った人には、しっかりご褒美をあげ、頑張れる仕組み作りを行っております。
東大阪市長田の物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通では、
お客様の大切な商品をお預かりさせていただき、お客様の代わりに出荷させていただいているので、
このように小さなPDCAをまわすことにより、お客様にご満足していただける物流環境をご提供できるよう、
この環境整備を教育の柱におき、日々活動しております。
その他にも、ここではお伝えしきれないくらいの事例とノウハウが株式会社関通の物流現場にはあります。
自社に物流現場をお持ちの方はもちろん、異業種の方にもお役にたつヒントがたくさんあると思います。
ぜひ株式会社関通の物流現場に、ご見学にお越しいただき、自らの目で現実現場を見てください。
ご来社お待ちしております。
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年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。