物流現場で作業品質・ルールを統一できるポイントとは
株式会社関通では「高度化」という言葉を「みんなができるようになること、難しくなることがない。」と定義しています。
入ったばかりの新人スタッフ・新入社員が見てもひと目でわかるように作業内容や作業手順を表示したポスターを作成し、株式会社関通の全拠点、全現場に貼り出しています。
このポスターは、新人スタッフ・新入社員が間違えやすい事を見える化したものです。
今回ご紹介させていただくのは、「高度化ポスター」です。
A1サイズの大きなポスターで間違えやすい物流ミス、作業ミスをポスターで注意喚起させているのです。
全従業員の分かる言葉「共通の言語」
またこのポスターに対して、皆が同じ説明ができるようにスクリプト(説明書)を使用しています。
細かく教える文言までもが決まっているのです。
このようにスプリクトや教える文言も決めておくことで、新人スタッフ・新入社員が上司に教えてもらうとき(新人教育)の時にも教える人によって説明の仕方が違ってしまうことを防いでいます。
さらに株式会社関通では共通の言語というものを決めており、全従業員が同じ言葉を使うように指導しています。
それに沿って、「共通の道具」「共通の認識」という取り組みで、全員が同じ言葉・同じ道具・同じ認識を持つことで仕事の正確さと品質の向上に努めています。
新人の育成に大切なこととは?
新人スタッフ・新入社員が仕事を教えてもらう時に、Aさんから教えてもらったこととBさんから教えてもらったことが違うということがよくあります。
仕事の結果値や最終的にできることは一緒でもその過程や文言が少し違うだけで新人スタッフ・新入社員は困惑して迷ってしまいます。
またどちらの先輩・上司が言っていることを聞けばよいのか考えなくてはなりません。
先輩・上司も一度自分が教えたことが違うやり方や違う作業をしていたらイライラして怒ってしまうこともあります。
高度化ポスターを使用して説明した後は、新人スタッフ・新入社員にすぐにその場で実践(出荷作業、物流作業)してもらい上司や先輩が高度化ポスターの通りに出来ているかチェックします。
こうすることで初めて現場に入る新人スタッフ・新入社員もルールをしっかり理解して作業することができます。
その他にもこんな時どうするの?どうしたらいいの?と新人スタッフ・新入社員が物流作業や出荷作業をしているときに作業に疑問を持ったり、手が止まってしまったりしてしまうこともこの高度化ポスターにしております。
新人スタッフ・新入社員はそのポスターを常に見えているところに貼りだしているので迷ったときにはすぐに上司・先輩に相談や聞きに行くことができます。すぐに上司・先輩に聞くことで出荷ミス(誤出荷)や物流ミス、株式会社関通でいう物流事故を未然に防ぐことができます。
ルールや作業標準も統一させることができるので新人スタッフ・新入社員が自分で考えさせない・迷わせないようにこの高度化ポスターを貼り出しております。
まとめ
上記でご紹介した内容以外にも物流アウトソーシング(3PL)の株式会社関通ではお客様に喜んでいただくために様々な取り組みや活動をしています。
是非一度、株式会社関通にお越しいただき、現実・現場を見に来て学んでください。
今まで見たことがない新しい発見がきっとあるはずです。
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年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。