物流現場には落とし穴がいっぱい!作業者目線で考える、業務効率化に良い梱包台とは。
物流現場で意外と見落とされているのが梱包台の環境整備です。
自社の物流現場・作業現場をちょっとチェックしてみてください。
□梱包台の高さは丁度いいですか(パートさんが腰を痛がっていませんか?)
□梱包台にはムダなスペースはありませんか(物が遠くに置かれすぎていませんか?)
□同じ梱包台で2件の梱包を同時に行っていませんか
□梱包中に何度も資材などを取りに行ったりしていませか(緩衝材や出荷ケース・出荷袋などを遠くに取りに行ったりしていませんか?)
□梱包中に何度もしゃがんだりしていませんか
NOが多かった方は、至急改善してください。
意外とこんな簡単なことが見落とされているんです。
物流現場で働いているパートさんをはじめとする作業者は、実は困っています。でもこれが当たり前、改善されないものだと思っているので、わざわざセンター長や管理者に指摘要望することはありません。
しかし、センター長や管理者もこのような作業に入ることは
あまりないので気付くことができないのです。
これが物流現場にある大きな落とし穴なのです。
人が働きやすい・生産性向上できるということは
曲げなくていい、歩かなくていい、手を伸ばさなくいいなど
動作をなくしていくことなのです。
梱包は毎日行う作業です。
物流センターにとって梱包台は作業の柱になる場所でもあるのです。
物流アウトソーシングの株式会社関通ででもこのような梱包台を発見しては、気付いては、
改善をしています。
このような小さな改善を行うために、株式会社関通ではムダとり活動を行っております。
例えば、
A社
1時間に1人で40件出荷することができる物流センター
B社
1時間に1人で45件出荷することができる物流センター
があるとします。
この場合どちらのほうがたくさん出荷できるでしょう。
もちろん、B社です。
1日8時間作業すると考えれば、
A社は、40件×8H=320件
B社は、45件×8H=360件
なんと40件もの差が開きます。
この例えは、1人で作業した場合の例ですので、
作業人数が増えれば増えるほど、差は大きくなっていきます。
関通ではこの1時間当たりの生産性のことを「MH」と呼んでおり、
このMH向上に向け、「ムダ取り」など様々な取り組みを行っております。
この取り組みの成果で、株式会社関通のある現場では
1時間の生産性が上がり1日あたり延べ6人の人件費削減に繋がりました。
小さな改善が大きな利益につながります。
自社の物流現場の改善を始めようと考えられている方、
またはどこから着手したらいいのか迷っている方で、
まずはムダとり活動を行ってみてください。
株式会社関通では、たくさんの物流現場改善をおこなっています。
自社に物流現場をお持ちの方はもちろん、異業種の方にも、
役立つヒントが沢山あると思います。
ぜひ一度、株式会社関通へお越し下さい。
年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。