Inventory(インベントリ)とは?


inventory(インベントリ)とは?
Inventoryとは、「在庫」のことを指します。
Inventoryは、言葉はさまざまな業界で使われています。そのため、普段の仕事の中でも耳にする機会が多いのではないでしょうか。

しかし、このinventoryという言葉は、物流業界だけではなく、IT業界、会計分野、ゲーム分野、生物学などさまざまな分野で使われています。

そして、各分野やシチュエーションによって使われ方や意味が異なってきます。
それぞれの分野での使われ方や意味を知って円滑に仕事を進めていきましょう。

Inventoryとは

inventory(インベントリ)とは
Inventoryとは、広義な意味として「在庫」を意味します。

本来は「目録」や「資産」などの意味を持つ言葉で商品目録、商品の明細表、棚卸表、在庫品、棚卸、在庫調べ、目録を作る、棚卸をするなどがinventoryという言葉で表されます。
ひと目見ただけでもわかるようにこのinventoryという言葉は、使われる業界やシチュエーションによって意味合いが変わってくるので注意が必要です。
相手がどのような意味あいでinventoryという言葉を使っているのかを考慮することが大切です。

Inventoryとストックの違い

inventory(インベントリ)とストックの違い
「Inventory(インベントリー)」と「ストック」は、どちらも在庫に関連する用語ですが、使われる意味や文脈によって若干の違いがあります。

在庫という意味をもつInventoryと共によく聞く言葉にストックという言葉があります。
いっけん同じ意味を持つと捉えがちですが、Inventoryは、資材や材料、仕掛け品などまだ商品になっていないものも全て含めています。

一方ストックは、資材や材料などの状態ではなく、すでに商品として完成している完成品のみを指します。
材料の状態のものも含むのがinventory、完成品のみに使えるのがストックになります。

各分野のinventoryとは

各分野のinventoryとは?
Inventoryは各分野によってニュアンスや使われ方が違います。
物流、会計、ゲーム、生物、ITなどさまざまな分野でどのように使われているのか見ていきましょう。

・物流業界

物流分野のinventoryは「在庫」という意味です。
倉庫などに保管されている商品や資材、材料、仕掛け品などをすべて指します。

・会計分野

会計分野のinventoryは「棚卸資材」「在庫品」を指します。
また在庫品の目録や目録作成などを指す場合もあります。

・ゲーム分野

ゲーム分野でのinventoryは、プレーヤーの持っているアイテムの収納場所を指します。
また持っているアイテムの他にプレーヤーに関する情報もinventoryと呼ばれます。

・生物学的分野

生物学的分野では、「種類目録」や「分布図」をinventoryといいます。

・IT分野

IT業界のinventoryは「IT資産の目録」を指します。
セキュリティ強化にもつながる重要な情報であるパソコン、サーバー、ストレージ、ソフトウェア、ネットワーク機器、周辺機器などが一元管理されます。

まとめ

inventoryは、物流業界で「在庫」を意味します。
物流、IT、ゲーム、生物学など各分野によって意味や使われ方が変わるのが特徴的です。

本来、目録や在庫を意味する言葉ですが、会計分野では棚卸資材や在庫品、ゲーム分野ではアイテム収納やプレーヤー情報、生物学では種類目録、IT業界ではIT資産の目録など使い方はさまざまです。使われる業界やシチュエーション、各分野での意味をしっかり理解したうえで使い分けていきましょう。

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年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。

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