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食品物流の北王流通株式会社へ『WMSクラウドトーマス』を提供、さらに『食品Eコマース向け物流サービス』で協業開始へ


物流サービス事業ならびにITオートメーション事業を展開する株式会社関通(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長 達城 久裕)は、関東圏の食品流通に特化した運輸・倉庫業を手掛ける北王流通株式会社(社長:黒田英則、本社:東京都北区、以下北王流通)へ、関通が自社開発・提供しているWMS「クラウドトーマス」の提供を開始し、これを機に、両社で「食品向けワンストップ物流サービス」の協業を開始いたします。

■協業の背景とその狙い

食品関連の市場規模とEC化率について

食品、飲料、酒類は市場規模ではNo.1ですが、EC化率は3.77%と低く、今後大きな成長が見込まれます。ここに北王流通と関通が協力して取り組むことで、様々なソリューションの提供ができると考えております。

物販系分野の商品毎BtoC-ECの市場規模

(出典)経済産業省 「令和3年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」

両社のお客様へのさらなるサービス提供

現在、関通へ冷凍冷蔵のお問い合わせを多く頂いており、冷凍冷蔵倉庫についてほぼ満床になるなど、お客様からの引き合いを多く頂いております。その中で現在の冷凍冷蔵の輸送は、選択肢が少なく、運賃においても高騰しております。

北王流通は、冷凍冷蔵の輸送インフラや冷凍冷蔵倉庫のキャパシティーを強みとし、関通は、庫内オペレーションのノウハウやWMS等のシステムを強みとしています。この両社の強みを掛け合わせることで、北王流通では、既存のお客様のEコマース等の対応の実現、関通では冷凍冷蔵での共配網の構築など、両社のお客様に対して冷凍冷蔵物流サービスの範囲を拡大させ、様々なニーズに対応できる体制を整えることができ、スムーズな物流サービスをご提供します。

また、今後の食品、飲料、酒類の市場規模の拡大とEC化率の向上に向けた対応を可能にし、両社のビジネスチャンスを広げることが可能となります。

サービス拡充 イメージ図

冷凍冷蔵の共配網の構築に着手

冷凍冷蔵の配送は、冷凍食品の技術向上が進む中、温度管理が必要な配送において、ドライバー不足や配送リードタイム、インフラの依存などの課題もあります。

その中で、北王流通と関通で冷凍冷蔵の共配網を構築することにより、これらの課題をクリアするだけでなく、コスト面でもメリットを出せると考えております。この共配網は、まず首都圏からスタートとなります。

■北王流通株式会社について

北王流通株式会社は、東京都北区に本社を置く物流会社です。1979年に設立され、現在では東京・関東圏を中心に、食品物流やECサイト物流などの事業を展開しております。食品物流に特化したノウハウと設備を強みとし、コールドチェーンシステムを導入して食品の鮮度を保ったまま輸送・保管を実現しております。さらに関東1都9県を結ぶ自社配送ネットワーク・配送センターを設け、駅ビルや百貨店などの店舗への配送、深夜早朝の配送やケース単位での小口配送を行っております。

・北王流通株式会社について

URL:https://www.hrg.co.jp/

■株式会社関通の冷凍冷蔵配送センターサービスについて

株式会社関通が提供する冷凍冷蔵配送センターサービスは、ケースピッキングだけでなく、バラピッキングにも対応しており、バラピッキングでは年間約50万点の出荷実績があります。また、関東関西にて冷凍冷蔵倉庫を持ち、お客様の販売拡大に対応した様々な販売形態にも対応、法人向けや個人向けの物流業務だけでなく、冷凍食品の定期便配送への対応実績も豊富にあります。

・冷凍冷蔵配送センターサービス 詳細

URL:https://www.kantsu.com/service/freezer

関通の今後の成長戦略については、下記をご覧ください。

2024年2月期第1四半期決算説明会

URL:https://youtu.be/WplK1TBIyMI

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