冷凍冷蔵倉庫の拡張工事が完了!保管坪数およそ2倍に
冷凍冷蔵の通販事業の需要が高まる中、
株式会社関通では、9月3日に東大阪市にある物流拠点の主管センター(5階建て延べ床面積:2,900坪)にて、5月より進めていた冷凍冷蔵倉庫の拡張工事を完了、1階を冷凍冷蔵専用フロアとしての運用を開始しました。
今回は、冷凍冷蔵の拡張に至るまでをお話しさせていただきます。
コロナ禍による巣ごもり、新しい生活様式の提唱
2020年2月ごろから本格的に流行の兆しを見せた新型コロナウイルス。
2020年4月7日には、行政が緊急事態宣言を発令、
それと合わせて提唱した「新しい生活様式」がありました。
これにより、一気に在宅化が進むことになりました。
ECが生活の一部となり始める
新しい生活様式の中に「通販の利用」が記載されていることもあり、
Amazonや楽天市場での、買い物が急増しました。
これにより、EC業界で一気に巣ごもり需要が進みました。
冷凍食品の需要が上昇
その中で、特に需要があったのが「冷凍食品」です。
出前やデリバリーと合わせて、冷凍食品も注目されることになったのです。
EC業界の巣ごもり需要と冷凍食品の注目で、
食品ECが一気に注目されることとなりました。
需要増に対する冷凍倉庫の少なさという問題点
しかし、問題点がありました。
冷凍倉庫の少なさです。
関通でも冷凍倉庫はあり、冷凍食品向けの物流サービスは提供していました。
しかし、当初はどこも満床状態で、お問い合わせなどはありましたが、
引くことを余儀なくされていました。
スピードでの増床の決定
コロナ禍による冷凍倉庫の需要増を受け、弊社としてもこのニーズに対して応えるべきと考え、当時主管センターに設けられている冷凍倉庫130坪を300坪に増床・拡張を決定致しました。
<<下記はそのプレスリリースになります▼>>
冷凍冷蔵 EC・通販事業者様への緊急対応 「冷凍冷蔵倉庫の拡張」を決定 商談の受付を開始
これからの関通の取り組み
関通では、現在物流現場のロボティクス化を進めています。
現在では兵庫県尼崎市にある関西主管センターにて、AMRのシリウスの稼働、
AGVのインビアロボティクスの導入を進めており、その他にも自動梱包機PalSや
ゲートアソートシステムのGASも稼働しております。
今後関通は、冷凍倉庫という過酷な環境下でさらなる生産性向上に向け、
このようなロボティクスの導入を検討しております。
年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。