生産性向上サービスWGP(Warehouse Goal Project)をリリース!
株式会社関通は、大規模物流センターを対象としたサービス、
WGP(Warehouse Goal Project)をリリースしました。
WGPは、大規模物流センターの物流現場の構築・生産性向上を実現するサービスです。
「集荷時間に間に合わない」「現場改善のため、システム導入をしたが改善されなかった」
など、大きな物流センターによくあるお悩みを解決するために誕生した新サービスとなっております。
今回は、WGPリリースまでの経緯をお話しいたします。
WGPとは
WGPとは、500坪・20名以上といった大規模物流センターを持たれている企業様向けに誕生したサービスです。
関通が培った物流ノウハウを元に物流現場の分析とその分析結果を元にした
物流現場の構築やシステムやロボット、マテハンなどの導入をトータルでサポートし、お客様の生産性向上を実現いたします。
WGP誕生秘話
このWGPは、関通の既存のお客様のお困りの声から誕生しました。
敷地面積1,500坪のインナーウェアをお取り扱いされている企業様の現場では、
以下のような問題がありました。
・人員が80名いても残業が絶えない
・生産性が上がらない
・出荷ミスが減らない
関通では、このような問題を解決すべく物流のITソリューション導入を行いました。
関通が30年培ってきた物流改善のノウハウに加え、
関通が自社開発・販売を行っている「WMS THOMAS」をコントロールセンターとして,
仕分けシステム「GAS」、自動梱包機「PaLs」など様々な物流ITソリューションを連携、
圧倒的な生産性の向上と、出荷ミス削減の実現に成功しました。
「WMS」を用いた現場コントロールは弊社の独自技術です。
さらに、物流ロボットの導入を現在進めています。
月間出荷件数約5倍・出荷ミス発生率0.25%へ
こちらは、インナーウェアをお取り扱いされている企業様の事例ですが、
WGPを導入する前は、80名の人員で作業を行いながら月の出荷件数が20,000件でした。
しかし、WGPを導入することで、作業人員が約30名と半分以下の人数で
残業もなくなり月の出荷件数110,000件と約5倍の出荷量を実現しました。
また、以前は月に約20件もの出荷件数が発生しておりましたが、
WGPの導入により、月の出荷ミスが約5件にまで削減されました。
WGPで解決できること
【①物流現場の生産性向上】
30年培ってきた物流改善ノウハウと様々な物流ロボットを掛け合わせることで
物流現場の生産性向上を実現いたします。
【②業務の簡素化・効率化】
手間や時間のかかっているアナログ作業をシステムやロボットを駆使して、デジタル化することで、
業務の簡素化・効率化を実現いたします。
【③繁忙期対応の強化】
500坪以上の大きな物流現場では、繁忙期になると業務量が多くなり、
人が足りない事で受注分を納期通りに出荷できないなどの課題でお悩みの企業様も多いかと思います。
WGPでは、繁忙期での対応を改善・強化する提案もご用意しております。
なぜ、関通が現場構築・生産性向上に貢献できるのか
私たち株式会社関通には、30年培ってきた成果をお約束する理論と戦略があります。
【①年間約790万個の出荷実績】
株式会社関通が行う、様々な物流改善や生産性向上のためのシステム・マテハンなどの導入により、
年間出荷個数、約790万個を実現しました。
これは、関通だけで実現できる数字ではなく、お客様とともに歩み続けた結果です。
【②1,000社を越えるお客様との経験】
新たな拠点を開設、また、物流案件を導入することはもちろん、
既存のお客様の成長対応を現場での目標として掲げ、
出荷量、生産性、品質の物流KPIを向上すべく、様々な改善を行っています。
自社の物流現場だけでなく、お客様先の物流現場の改善、システム導入なども専属チームを作り対応、豊富な経験値があります。
システム、ITソリューションだけでなく、現場の工夫をもって数字を変えていく、
「環境整備活動」を15年間継続し、理論がある物流改善をご提供できます。
今後の展望
WGPは、現時点ですでに成約と引き合いが進んでおります。
今後はこのWGPを通して、
3PLサービスの提供だけでなく、お客様の物流現場を関通が改善・サポートしていきます。
年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。