GTP(Goods to person)とは
GTPとは?
GTPとは、Goods to personの略称です。
物流センターにおいてロボットに商品棚を運ばせることによって、従来の人が商品棚まで足を運ぶという方法を無くします。
それによって商品の棚入れ・ピッキング工程において大幅な改善が見込めます。
メリット
ロボットが商品棚を運んでくれるため、作業者にかかる負担が削減されます。
また、そのことによって作業者の導線に必要なスペースの削減と作業者の歩行距離の削減によって、作業スピードが上がり、生産性もアップします。
デメリット
倉庫全体がある程度の規模がない場合、導入費に対してコスト削減に繋がらない。
導入に当たって、倉庫全体のレイアウトの見直しとオペレーションの見直しが必要になります。
物流ロボットGTPとAMR
物流ロボットには人のところまで荷物を運んでくるGTP以外に、人と一緒に働くAMRというロボットがあります。
AMRはAutonomous Mobile Robotの略称です。
GTPがある程度規模のある大きな倉庫で省人効果(単位経済活動あたりの労働時間を減少させること)を発揮するのに対して、AMRは既存のオペレーションを生かし、効率化を進めるためのロボットという位置付けになります。
まとめ
GTPは今後の物流業界に置いてますます注目されていくシステムです。
GTPのポイントになります。
・GTPは物流センターにおいてロボットに商品棚を運ばせる
・規模の大きな物流倉庫で省人効果を発揮
・GTPとAMRを使い分ける事が重要になる
▼システムについて詳しくはこちら
https://www.kantsu.com/terms/cat/system
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年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。