リーチ式フォークリフトとは
リーチ式フォークリフトとは?
リーチ式フォークリフトとは、車体右側に背中をもたれさせるように立った状態で操作します。
電気で動くため、排気ガスが出ないので屋内の現場ではこのリーチ式フォークリフトが採用されています。
電動式のためクラッチ操作がないのでアクセルレバーを前に倒せば前進、手前に引くと後進、レバーの傾ける加減でスピードの調整をします。
アクセルレバーを一瞬反対へ倒すと止めることもできます。
足元のブレーキは左足で操作します。踏んでいるとブレーキ解除、離すとブレーキがかかるという自動車とは反対の操作となっています。
ハンドルも左手でハンドルのノブを持って操作します。
フォークを動かすときはリーチレバーという操作レバーを前へ倒すと車体を動かさずフォークだけを前方にもって行くことが出来、反対に手前に倒すとフォークが元に戻ってくるしくみになっています。
リーチ式フォークリフトの特徴
バッテリー式のモーター駆動のため排気ガスがでないので、倉庫内など屋内作業に向いています。車体を固定したままフォークだけを前後に動かせることができ、前後のタイヤ間が短いため90度近くまで回るため小回がきくので小さなスペースでも転回できるため狭い場所でも使えます。
車体が小さく重心が高いため安定感にやや欠けます。
荷重は3トン程度までと大きな車種はないようです。
リーチ式フォークリフトに必要な資格
一般的にフォークリフトを使うためには技能講習修了証(フォークリフト免許)の取得が必要となります。
安全衛生法によって定められた技能講習を修了し、フォークリフト免許を取得しなければならないのです。
受験資格は「18歳以上である」ということのみで年齢の上限はありません。
フォークリフト免許とは、厳密に言うと免許ではなく資格になります。
講習修了後に1トン以上のフォークリフトであれば技能講習修了証が、1トン未満のフォークリフトであれば特別教育講習修了証が発行されます。
まとめ
今回ご紹介いたしましたリーチ式フォークリフト以外にも「カウンター式フォークリフト」などいろんな種類のフォークリフトがあります。
現場の状態や扱う商品によって使い分けて効率のよい安全な現場作りを目指しています。
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年間700万個出荷の物流を扱う関通が日々現場で蓄積している、「すぐマネできる」改善ノウハウをご紹介しています。